投稿日: 段ボール業界で働くために知っておくべき知識と心構えを解説! ※本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。 これから段ボール業界で働く方、もしくは段ボール業界で働いて間もない方、段ボールに関する知識不足でお悩みではないでしょうか? 筆者である私、7年間、段ボール業界で働いていた経験があるのですが、入社当初は何も知識が無い状態からのスタートでしたので、1日1日が苦痛でした。 段ボールに関する知識は自らで学ぶことが難しく、実務経験を通じて知識を身に付けていくことがほとんどになるかと思います。 大抵の人は、知識ゼロの状態で業界に飛び込むことになるので、はじめは不安でいっぱい、働くことがきつく感じる方も少なくないのではないでしょうか。 そこで、この記事では、段ボールなどの梱包資材をネット販売する会社におよそ7年間勤務し、営業として特注の段ボールの制作のご相談を承っていた私の経験を元に、段ボール業界で働くために知っておくべき知識について、ざっと解説いたします。 段ボールはとても奥が深い資材ですので、ポイントを掻い摘んで解説いたします。 この記事を読めば、段ボールに関する初歩的な知識が身に付きます。 段ボールは、「いい加減」で、「様々な材質」があり、「色んな形状」に加工できます。この前提知識があるだけで新たな知識の飲み込みが早くなるでしょう。 以下、それぞれのポイントについて具体的に解説していきます。※なるべく専門用語は使わずに解説しております。 スポンサーリンク 1.段ボールは「いい加減」 段ボールは「いい加減」。これは決して悪い意味ではございません。 スポンサーリンク 段ボールは紙ですので、湿気を吸うことで繊維が伸びたり縮んだりします。その為、大きさや重さにも変動がでますし、柔らかくもなります。 また加工における寸法誤差も出やすく、機械を通した際に潰れることがあります。 そもそも狙ったサイズに加工することが難しいのです。 実際、JIS *の規格でも制作における許容誤差が設けられているほどです。 * JIS(日本工業規格)とは、日本の工業製品やサービスの品質、性能、安全性などの基準を定めた規格のことです。日本の産業や消費者保護のために、製品の統一性や信頼性を確保する目的で策定されています。JIS規格に適合する製品には「JISマーク」が付けられ、品質が保証されています。 この前提知識が無いと、クライアントから「サイズが違う」と指摘された際にぐうの音も出ない状況に陥ってしまいます。 上記の点、クライアントにご理解いただくためにも、資材としての特徴として確実に抑えておきましょう! 2.「様々な材質」がある 段ボールには「様々な材質」があります。 身近な段ボールを触って比べていただくと分かりますが、「硬い」段ボールや「柔らかい」段ボールがあります。 ざっくり分けると強度が必要な場合は硬くし、強度が不要で価格を安くしたり、軽くしたい場合などに柔らかい材質を選定します。 野菜を入れる農協の箱などは、水分を吸ったり、中に野菜をたくさん入れて箱を高く積み上げたりすることが多いので、とても硬い材質が使われています。 逆にAmazonの箱などは、おそらく価格を抑えるために柔らかい材質が使われています。 段ボールには、材質以外にも厚み(フルート)*の規格があり、用途や加工方法に応じて適切な厚み、材質を選定する必要があります。 * 段ボールの「フルート(Flute)」とは、段ボールの芯部分にある波状の構造のことです。この波形が段ボールにクッション性や強度をもたらし、荷物を衝撃から保護する役割を果たします。フルートは「W/F」や「A/F」など「○/F(フルート)」のように表記し、一般的に「W/F(ダブルフルート)」、「A/F(エーフルート)」などの順番で強度が出ますが、詳しいご説明はここでは割愛します。 段ボールは材質選定が最も難しく、また面白いところでもあると個人的に思いますので、色んな段ボールを見て触って学ぶ姿勢が大事です。 3.「色んな形状」に加工できる 段ボールは基本的に「抜き型」を使って加工しますので、「色んな形状」に加工ができます。 段ボールの抜き型とは、段ボールを指定の形状にカットするための型のことです。通常、金属製の刃を木製の板にセットして作られ、「ビク抜き」や「トムソン抜き」とも呼ばれます。この抜き型を使うことで、段ボールを正確に、効率よく箱の形や仕切りなど、様々なパーツにカットできます。 パーツを組み合わせることで様々なものを作ることができますので、設計次第で、車や自動販売機など複雑な物を作ることもできます。 その為、クライアントからの要望に対しては、設計、コスト、納期、また用途に対して資材として相応しいかが噛み合えば、おおよそのことを実現できると言えます。 要望をいかにして叶えることができるか、これがクライアントに対して、段ボールのプロとしての手腕の見せ所かと思います。 4.心構え これは段ボールだけに限らず、他の資材、商材に対しても言えることだと思いますが、クライアントとやり取りする部署の方は、クライアントの要望を「鵜呑みにしない」ことが大事です。 一部のクライアントを除いて、基本的にクライアントは知識に乏しいです。 浅い知識の中での要望があがってくるので、そのまま鵜呑みにしてしまうとクライアントが解決したいことに対して、適切なご提案ができないことがあります。 例えば、クライアントが段ボールの中に入れるものが重量物なので、「この材質で箱を作ってほしい」と指定をしてきたとします。 それに対して言われたままに承ってしまうと強度が持つのかの保証ができません。 その時の対応として必要なのは、指定の材質が果たして適切な材質なのか判断することです。 「入れるものが何kgくらいのものなのか?」、「箱をどのように使うか?」、「使用期間は?」など具体的にヒアリングします。 そしてヒアリングの結果を元に、指定の材質では不十分だと分かったら、さらに上の材質をご提案してあげる、逆に指定の材質がオーバースペックな場合は、材質を下げて価格を抑えてあげるなど、最適なご提案をしてあげる必要があります。 常に「なぜそうしたいのか」を考え、適切なヒアリングをする。 クライアントから単に「求められた薬」を処方するのではなく、プロは「適切な薬」を処方する「ドクター」であるべきなのです。 そのためには、念入りな診断(ヒアリング)が必須になります。当然ですが、適切なヒアリングができるようになるには知識が必要です。 知識を身に付けるには時間がかかりますが、1つ1つの経験を大事に知見を深めていき、知識不足な時期は周りのサポートを受け、着実に成長していけるよう、仕事に取り組んでいきましょう! まとめ 以上、段ボール業界で働くために知っておくべき知識と心構えについて解説いたしました。 この記事では語り尽くせないほど、段ボールは奥深い資材ですので、何かお困りごとがあれば、是非私までご相談ください!
投稿日: 段ボール箱のサイズを変える!引越しの時など物が入らない時の裏技! ※本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。 引っ越しなどの場面で用意した段ボール箱に物が入らないという経験はないでしょうか? 極端に長い物や大きい物を箱に入れて運びたいときに、ピッタリな箱を見つけるのは難しく、またそれだけの為にわざわざオーダーメイドで箱を作るのもコストがかかってしまいます。 そんな時、用意した段ボール箱のサイズを変えることで物が入るように調整できる場合があります。 そこでこの記事では、物が入らない時に段ボール箱のサイズを変える方法についてご紹介いたします。 パッケージ通販会社におよそ7年間勤務し、5,000件以上のパッケージ製作サポートを行い、段ボールやパッケージの分野に精通している私の知見をもとにまとめております。 カッターとOPPテープを使い、箱のサイズを変えることができます。 どうしても段ボール箱のサイズを変えたい時の裏技として生活に役立てましょう! スポンサーリンク 1.段ボール箱のサイズを変える具体的な方法 さて早速ですが、段ボール箱のサイズを変える方法についてご紹介いたします。 スポンサーリンク 下のような、ごく普通のみかん箱(上下の蓋が観音開きの箱)があります(↓↓) この箱にペーパーカッターを入れたいのですが、サイズが大きいため入りません。 ※斜めに入れようとしても蓋が閉まりません。 そこでペーパーカッターが入るように箱のサイズを変えていきます。 ①まず菱形になるように箱を広げます。 ②菱形にしたら、やや強引に蓋を折り曲げてテープで留めていきます。 ※折り辛い場合は、カッターの刃を出さずに折り目を付けてから蓋を折り込んでいきます。 底面はこんな感じになりました(↓↓) ③箱をひっくり返し、物を入れて、同様に蓋を折り曲げてテープで留めていきます。 テープカッターを入れると、きちんと収まるようになります(↓↓) テープカッターがすっぽり収まったので蓋を折り曲げてテープ留めします。 完全に封ができたので作業は完了です。 2.まとめ 以上、段ボール箱のサイズを変える方法について解説しました。 少し強引な方法で、完成する段ボール箱は歪な形になりますので、このまま出荷することは推奨いたしませんが、引っ越しなどの場面でどうしても箱に入らず困ったという時は是非お試しください。 【広告】ダンボールワン ダンボールワンは、「面倒な資材発注業務」を「手間なく簡単に」 「大幅なコストダウン」を実現できるサービスです。 多くの企業様が抱えている、梱包に関するお悩みを解決することができます。ダンボールワンの強みは…1. 業界最安値 – システム化によるコスト削減で業界最安値に挑戦 2. ワンストップ購買 – 梱包に係るものは何でも揃う品揃え 3. 最短当日出荷 – 急な在庫切れでも安心。規格品もオーダーメイドも当日出荷可能
投稿日: 購入する度に段ボールの色が違うのはなぜ?異なる理由と注文の裏技をご紹介! ※本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。 早速ですが、日々段ボールを扱っているEC事業者様や段ボールを用いて作品作りをされている作家様、こんな経験はございませんか? 「同じ段ボールなのに前回購入した時と色が違う…」「注文する段ボールや発注先を間違えたかな?」 しかし、確認したところ、特に間違っておらず、「なんで?」「返品したい」と思った経験がある方いらっしゃるかもしれません。 これ驚く方も多いかもしれませんが、同じ会社で同じ段ボールを注文しても毎回色は同じではないのです。 「えー!?」、「困る」と思った方、お気持ちお察しいたします。 ブランディングの為、段ボールを使って作品を作っている方にとって、色味をなるべく統一したいという思いは当然かと思います。色味に対してシビアになるべき立場ですからね。 そこでこの記事では、なぜ購入する度に段ボールの色が異なるのか、また購入する際の裏技についてご紹介いたします。 パッケージ通販会社におよそ7年間勤務し、5,000件以上のパッケージ製作サポートを行い、段ボールやパッケージの分野に精通している私の経験をもとにまとめております。 購入する度に段ボールの色が異なる理由は、大きく「1.段ボールには古紙が含まれること」、「2.発注先が複数の製紙メーカーから段ボールを仕入れていること」の2つの理由が考えられます。 段ボールの色が異なる理由や購入する際の裏技を知って、ブランディングや作品作りに役立てましょう。 スポンサーリンク 段ボールの色が異なる理由と購入の際の裏技 それでは、段ボールの色が異なる理由と購入の際の裏技について解説していきます。 1.段ボールには古紙が含まれる 段ボールにはそもそも古紙が含まれます。 そのため、原材料になる古紙の状態によって色が変わるということです。 古紙が含まれないバージンパルプというものもありますが、ほとんどの段ボールには古紙が含まれます。 段ボールのリサイクル率は95%以上と言われていますからね。 古紙を原料にしている関係上、古紙の色合いが異なれば当然仕上がる段ボールも色が変わることは当然なのです。 これに関しては、対策の打ち用がないので、認識しておきましょう。 2.発注先が複数の製紙メーカーから段ボールを仕入れている 発注先が段ボールを原紙から作っておらず、製紙メーカーから仕入れて加工するいわゆるボックスメーカーの場合、複数の製紙メーカーから段ボールを仕入れている場合があります。 同じ材質の段ボールでも、製紙メーカーが異なると色合いに差が出ることがあります。 例えば、初回に購入した際は、発注先が「製紙メーカーA」から仕入れた段ボールを加工していたが、2回目に購入した際は、「製紙メーカーB」から仕入れた段ボールを加工していたとしたら、色味に差が出てしまう可能性があるということです。 上述した「1.段ボールには古紙が含まれる」よりこちらの理由の方が色味の違いが大きいことが多いです。 ボックスメーカーが複数の製紙メーカーから段ボールを仕入れる背景として、ボックスメーカーはある程度まとめて材料になる段ボールを製紙メーカーから入荷しますが、入荷しやすいサイズや価格がその都度異なるため、使い分けをします。(※1社に依存せずに、何かあったときのリスクヘッジとして複数社に依頼する意味合いもあります。) 少し難しいかもしれませんが、ボックスメーカーは少しでも仕入れを安くするため、運用上の都合のために、仕入れ先を状況によって選択しているとご理解ください。 ただし、色味についてのクレームは多いので、ボックスメーカーは同じ種類の箱は同じ製紙メーカーから材料を仕入れてくれたら有難いですよね。 そこで購入の際の裏技ですが、発注先のボックスメーカーによっては、「材料メーカー指定」のお願いをすることで、以前と同じ製紙メーカーから入荷した段ボールで加工をしてくれる場合もあります。同じ製紙メーカーでももちろん個体差は出ますが、一度ご相談してみる価値はあります。 ただしこれは「特別対応」になることから、購入者の購入回数や購入金額等が判断基準になる可能性がありますので、確約できないことをご了承願います。 3.材質の誤り 最後に上記1、2の理由ではなく、誤った材質の段ボールで加工されてしまったという可能性について言及いたします。つまり「人的ミス」の可能性ということです。 ボックスメーカーは、日々かなりの量の材料段ボールの発注を行っていますので、必ずと言っていいほど人的ミスは発生してしまいます。 これは材料を注文したボックスメーカーのミスか製紙メーカーのミスかは、その状況次第ですが、いずれの場合も、いかんせん前回との色味の比較ができないので、ミスにも気付かないという場合が多いです。 購入者は、前回の段ボールが在庫として残っていれば、見比べてその違いに気付くことができるかと思いますが、ボックスメーカーも製紙メーカーもその違いに気付くのは容易ではありません。 そのため、どうしても色味の違いに納得できない方は、発注先に連絡をして、前回の段ボールと今回の段ボールを送り、材料の発注履歴と併せて確認をしてもらいましょう。 またそれ以外の理由として、稀に発注先が、何らかの事情で、前回から段ボールの材質を変えている場合があります。材質が変わると古紙の配合比率も変わることから色味も差が出ます。 材質変更については、本来通知があるかと思いますので、可能性としては低いかと思いますが、念の為認識しておきましょう。 スポンサーリンク まとめ 以上、段ボールの色が購入の度に異なる理由と購入の際の裏技について解説いたしました。 解説してきた通り、段ボールの色に差が出てしまうことは、そもそも当然のことなので、発注先に圧力をかけたりなどは絶対にやめましょう。あくまで交渉の姿勢を尽くし、発注先と良い関係性を作って、良いお取引を心がけましょう。 良い関係性が結果として、より良いブランディングや作品作りに繋がることでしょう。 【広告】ダンボールワン ダンボールワンは、「面倒な資材発注業務」を「手間なく簡単に」 「大幅なコストダウン」を実現できるサービスです。 多くの企業様が抱えている、梱包に関するお悩みを解決することができます。ダンボールワンの強みは…1. 業界最安値 – システム化によるコスト削減で業界最安値に挑戦 2. ワンストップ購買 – 梱包に係るものは何でも揃う品揃え 3. 最短当日出荷 – 急な在庫切れでも安心。規格品もオーダーメイドも当日出荷可能
投稿日: 壊れたベッドを修理する!折れたフレームを段ボール箱で支える裏技! ※本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。 近年、自ら組み立てることができるベッドがお安く購入できるようになりました。 新たに一人暮らしを始める学生や同棲を始めるカップルなど、少しでも節約をしたい方にとって、ベッドがお安く購入できるのは有難いですよね。 ただし、その一方で組み立て式のベッドは壊れやすく、フレームが折れてしまうということもあるようです。 私自身、組み立て式のベッドを購入し使用しておりましたが、フレームが折れてしまった経験があります。 ベッドに寝ていたら、急に「バキッ」という音がして、体が下に沈みましたので、とても驚きましたが、すぐに状況を悟りました。 組み立て式のベッドはお安く購入できることは良い反面、組み立てるのに相当苦労したので、簡単に壊れてしまい、またこれから直すことを考えると、とてもやるせない気持ちになりました。 そもそも、「業者に連絡をしたら直してもらえるのか?」、「どの業者に依頼すればいいのか?」また、その場合「コストがいくらかかるのか?」全く想像が付かず、絶望感すら感じました。 ただそんな時こそ冷静になり、私は業者に頼らない方法で自らベッドを修理する選択をしました。 そして自ら修理をし、およそ2年間二度と壊れることなくベッドを使用することができたのです。 そこで今回は、私のこの経験から、ベッドのフレームが折れるなどして壊れて困っている方に向けて、自分でできるベッドの修理方法についてご紹介いたします。 私が実践した方法は、「段ボール箱」と中に入れる「猫砂」を用いた方法です。 パッケージ通販会社におよそ7年間勤務し、ダンボールの強度に関する知見を活かした修繕方法です。 コストをかけずに修理したい方、業者を頼らずに自ら直したい方は是非ご参考にしてください。 ※ご紹介する方法はお客様自身の自己責任でなされるものであり、こちらの記事に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いませんので予めご了承ください。 修理はちょっと…これを機にベッドを買い換えよう!という方はビーナスベッドで検索(↓↓) 【広告】ベッド専門店ビーナスベッド スポンサーリンク 段ボール箱と猫砂を用いたベッドの修理方法 早速ですが、段ボール箱と猫砂を使用して、ベッドを修繕する方法をご紹介いたします。 私が使用したのは、ダンボール箱3個と猫砂2袋です(※段ボール箱と猫砂の数量はベッドの破損具合によっても調整してください。) 後述しますが、段ボール箱の高さはフレームのちょうど下に潜り込むサイズを選択します。 修理のフローとしては、折れたフレームを接着し、再度折れて沈まないように下から段ボール箱で支えるという流れです。 段ボール箱は、中にパンパンにものを詰めると、なかなかの耐圧強度が出ます。それこそ人が乗っても潰れない程の強度が出ます。 そのような箱の特性を活用しました。 以下、具体的な流れをご案内いたします。 (1)フレームの折れた部分を接着 まずはフレームの折れた部分を接着材で接着します。 きちんと接着できたら、OPPテープでぐるぐる巻きにし固定します。 (2)段ボール箱に猫砂をパンパンに詰める 次に、用意した段ボール箱に猫砂を隙間ができないようにパンパンに詰めていきます。 猫砂は種類にもよりますが、スーパーで800円程度で1袋購入可能かと思います。 私が購入した猫砂は1袋の容量が6リットルで、2袋使用しました。 以下のように、段ボール箱に猫砂をパンパンになるまで詰めます。 ※段ボール箱にパンパンにものを詰めれば問題ないので、猫砂以外のものでも代用可能です。 (3)接着したフレームの下に段ボール箱を置く 段ボール箱が猫砂でパンパンになったら、蓋をテープ止めして、再度折れて沈まないようにフレームの下に支えとして置きます。 これで土台がかなりしっかりします。 (4)すのこを置く 最後にフレームの上にすのこを乗せて完成。修理は完了です。 スポンサーリンク 段ボール箱3つ、猫砂2袋の2,000円程度の費用でこれだけの修復が出来ました。 破損範囲や修理内容によって異なりますが、家具修理業者に依頼すると、費用は7,000円〜30,000円程度が相場のようですので、かなりの節約になります。 尚、段ボール箱の高さはフレームの下に入れてちょうどいいサイズを選んでください。(私はちょうどいいサイズの箱を100円ショップで購入できました。) フレームの高さから−3〜5mmの高さ(外寸)になる箱を選ぶといいでしょう。少し深い仕様の話になりますが、箱形状は、「A式みかん箱型」がオススメです。ダンボールの厚み(フルート)はB/F以上、材質は一般的なC5以上推奨ですが、パンパンに猫砂を詰めることを考えると、少し弱いC120gという素材でも問題ないでしょう。 「ちょうどいいサイズの箱なんか用意できないよ」という方はダンボールワンで検索(↓↓)既製サイズであれば、お安く購入できますし、オーダーサイズでも注文可能です。 【広告】ダンボールワン ダンボールワンは、「面倒な資材発注業務」を「手間なく簡単に」 「大幅なコストダウン」を実現できるサービスです。 多くの企業様が抱えている、梱包に関するお悩みを解決することができます。ダンボールワンの強みは…1. 業界最安値 – システム化によるコスト削減で業界最安値に挑戦 2. ワンストップ購買 – 梱包に係るものは何でも揃う品揃え 3. 最短当日出荷 – 急な在庫切れでも安心。規格品もオーダーメイドも当日出荷可能 まとめ ダンボール箱は中に隙間が空かないようにパンパンにものを詰めると、人が上に乗っても潰れない程の強度がでます。 もし、ベッドのフレームが折れて壊れてしまった場合に、コストをかけずに修理をしたい方は自己責任になりますが、是非お試しください。
投稿日: お洒落な「ダンボール財布」の作り方を解説 ※本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。 早速ですが、皆様は「島津冬樹」さんをご存知でしょうか?彼は世界を旅しながら集めた段ボールで作品をつくる「段ボールアーティスト」です。とてもクリエイティブな方で、段ボールを用いて財布やバッグなど様々なものを製作されております。私、ダンボール通販事業におよそ7年間携わってきたこともあり、彼のアーティスト活動に大変魅了されております。不要になった段ボールをアップサイクルされる活動は、エコであり、今の時代のニーズに即した取り組みです。 今回、「パッケージコーディネーター」である私も、彼の代表作とも言える「段ボール財布」作りにチャレンジしてみましたので、こちらの記事にてご紹介いたします。 ちなみに今回私がご紹介する方法とは一部異なりますが、島津冬樹さんの「島津冬樹の段ボール財布の作り方」という書籍にもダンボール財布の作り方が載っております。 下記のページからご購入いただけます。 https://amzn.to/4k3gIvC 段ボール財布の作り方以外にも、島津冬樹さんが旅をして集めた世界中の段ボールのコレクションや、段ボールについての豆知識など面白いコンテンツが満載ですので、興味のある方は是非お読みください。 スポンサーリンク 段ボール財布の完成品 作り方の前に、先に完成品をお見せします。ジャーーン!こんな感じです! 左側は「コインケース」、右側は「お札入れ」です。いかがでしょうか?個人的には、なかなかお洒落な仕上がりになったと思います。 今回は左側の「コインケース」の作り方をご紹介して参ります。 スポンサーリンク 段ボール財布の作り方 まずは、段ボール財布の展開図を作ります。 私はイラストレータを用いて制作、コピー機で原寸にて出力いたしました。 この展開図の上に硬めのクリアファイルを重ね、マジックで線をなぞり、形にカットしてフレームを作ります。 後でこのフレームに段ボールを重ねてカットし、折り目を付けるなどして財布の形に仕上げていくことになります。 ちなみに私が作った展開図は下記からダウンロードいただけます。 コインケース展開図ダウンロード 次に段ボールとショッパーを貼り合わせる作業になります。材料となる段ボールは、箱などをカットしたもので構いません。※amazonの箱など、B/F(3mm)の厚みの段ボールが作りやすいです。 工具はカッター、ボンド、糊、刷毛、クリップ、定規など、以下のようなものを使用します。 ※接合の際はボンドか糊のどちらかを使用します。乾いた際に透明になるものが好ましいです。※クリップは6個ほどあると作業性が上がります。 さらに、私はボタンを付けたかったので、ダイソーでマグネット式のボタンを購入。 それでは段ボールを加工する作業を始めていきます。 まずは段ボールの表面を水で湿らせて、表紙を剥がしていきます。 スプレーで水をかけて、ペリペリっと表面の紙を剥がします。表裏の両側とも波々だけの状態にしていきます。なかなか根気のいる作業です。 その後、顕になった波々部分の片側の表面にショッパーを貼ります。 私は「コムデギャルソン」というブランドが好きなので、このブランドのショッパーを使います。 ショッパーを分解し、裏側に糊を塗り、波々だけになった段ボールの表面に貼ります。 ショッパーの貼り付けが完了したら、最初に作ったフレームに合わせてカットします。 カットができたら、フレームを重ねて見当を付けながら折り目を入れていきます。定規をしっかり当てて折り目を付けます。 真ん中の折り目の端はカットします。カットラインをマークしてからカットします。 カットした状態が以下のようになります。 また上の台形になっている部分の底辺の両端をカットします。 次にマグネットボタンを取り付けます。 雄雌で1セットです。裏側は突き刺せるような突起が付いています。 まずは蓋になる雄の方のマグネットボタンを取り付けます。取り付けるために位置をマークします。 一番上の折り返しになる部分を折ったセンターにマークします。 その後、マークした位置に合わせてマグネットボタンの裏側の突起を差し込みます。力を入れて刺せば、プスッと刺さりますが、入れ辛い方はカッターなどで切れ目を入れると差し込みやすいかと思います。 うまく刺さったら付属の蓋をして、突起を内側に折り込みます。 ※写真を撮り忘れたので、雌のボタンを取り付ける際の写真になっております。 ※写真を撮り忘れたので、雌のボタンを取り付ける際の写真になっております。 折り返した表側は以下のような状態になります。 次に蓋の折り返し部分にボンドを塗り、接着します。クリップで留めて、乾かし、きちんと貼り合わせます。 さらに同時に最下部の折り込み部分も接着します。 きちんと乾いたら、次に雌のマグネットボタンを取り付けます。 真ん中の折り目で折って、雄のマグネットボタンがきちんと合わさる位置をマーキングし、雄のマグネットボタンと同様の工程で取り付けします。 雌のマグネットボタンの取り付けが完了したら、両端を中心に向かって山折り、外側に向かって谷折りし、その部分にボンドを塗ります。下のような状態になります。 ボンドを塗ったら、クリップで留めて、乾かし、きちんと接着できたら完成です。 それでは、再度完成品をご紹介します。 ダンボールですが、思ったよりしっかりしていて実用性にも富んでいます。(※水濡れにはご注意ください。) 皆さんも自分の好きなデザインの段ボール、もしくはショッパーを表に貼って作ると、素敵なダンボール財布が作れますので、是非お試しください。