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「ドロップシャドウ」という機能をご存知でしょうか?
ドロップシャドウは、イラストやデザインの要素を立体的に見せる効果的なテクニックの一つで、オブジェクトの下に影をつけることで、そのオブジェクトが浮かび上がっているように見せます。
ドロップシャドウは、オブジェクトの立体感や視覚的な分離を強調するために幅広く使用されます。
そこで、この記事では、パッケージ通販会社におよそ7年間勤務し、パッケージデザインに関する実務作業も行なっていた私の経験を基に、イラストレータにおけるドロップシャドウを付ける具体的な方法について解説します。
1.ドロップシャドウを付ける具体的な方法
では、実際にドロップシャドウを付ける具体的な方法をご紹介します。
パッケージの天面の丸いロゴを立体的にしようと思います。
①まず、「選択ツール」でロゴを選択します。
②次に、「効果」→「スタイライズ」→「ドロップシャドウ」を選択します。
③「ドロップシャドウ」のメニューが現れるので、
「X軸オフセット」、「Y軸オフセット」、「ぼかし」を調整してみます。
とりあえずそれぞれ「2mm」にしてみます。
すると、X軸方向(右)、Y軸方向(下)に対して影が出来ました。
立体的に見えますよね?
これがドロップシャドウの効果です。
では、影を少し調整してみましょう!
ロゴを選択し、「ウィンドウ」→「アピアランス」、
「ドロップシャドウ」が出現しますので
こちらをクリックすると先程のドロップシャドウのメニューが現れます。
では、今度は「X軸オフセット」、「Y軸オフセット」を「0mm」にしてみます。
また「カラー」の隣の色の付いた四角をクリックすると、
影の色を変更できますので、黒からグレーに変更してみます。
すると、先程より薄い色の影がロゴの周りを囲むように付きました。
適宜それぞれの値を調整し、イメージに合ったものをつくりましょう!
2.まとめ
今回はドロップシャドウを付ける具体的な方法について解説しました。
パッケージデザイン以外にも、バナーやモックアップを作成する際にもよく使われます。
是非やり方やコツをマスターして、デザイン制作に役立てましょう!