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早速ですが、画像の背景を消す方法をご存知ですか?
人物や商品などの画像の背景を消すことができれば、Web広告やLP、バナー、ポスター、チラシなどの様々なデザイン制作に活かすことができます。
Photoshopを使用することで画像の背景を消すことができます。
しかし、Photoshopの初心者の方や経験が浅い方にとっては、やり方に悩んでしまうこともあるでしょう。
さて、この記事では、ベッドなどの家具をネット販売する会社でデザイナーとして勤務している私の経験を基に、Photoshopを使用して画像の背景を消す方法について解説いたします。
この記事を読めば、画像の背景を消す方法を身に付けることができます。
具体的には、PhotoshopにプリセットされたAIを活用した「背景を削除」ツールを使用します。こちらの機能は2023年以降のアップデートで本格化しました。
これ以前の方法だと、クイック選択ツールやペンツールを使う方法などいくつか方法がありましたが、いずれも少し面倒臭い作業でした。
しかし、「背景を削除」の機能が搭載されてからは格段に便利になったと言えるかと思います。
複雑な画像の背景を消す時など、精度に限界はありますが、ユーザーにとってはとても有難い機能です。
この記事では、背景を削除し、透過PNGを作成するためのフローと具体的な方法について解説します。
1.画像の背景を消す具体的な方法
それでは、画像の背景を消す具体的な方法について解説いたします。
下の、両手で箱を持った女性の写真を例に解説します。
ちなみに私はPhotoshopの25.12.0のバージョンを使用しています。

①まず画像をPhotoshopで開きます。

②鍵のマークを押して、背景レイヤーのロックを解除します。


③下部にある、「塗りつぶし/調整レイヤーアイコン」をクリックする。

④「べた塗り」を選択します。

⑤「#ffffff(白)」を選択します。

⑥白のべた塗りレイヤーが出現します。白のべた塗りレイヤーを用意しておくことで、実際に背景を消した際に、消した部分がより分かりやすくなります。

⑦べた塗りレイヤーを背景レイヤーより下に移動して、背景レイヤーの重ね順を前面にします。

⑧さらに一旦、べた塗りレイヤーの目のアイコンをクリックして非表示にします。


これで作業の準備が整ったので、実際に背景を削除していきます。
⑨画像の下に表示される、「背景を削除」のボタンを押します。

⑩自動で背景として検出された部分が削除されます。

⑪精度には限界があり、今回は箱の一部も背景として検出され、消えてしまいました。

そこで消し過ぎてしまった箱の一部を復活させます。
⑫Command(Windowsの場合はCtrl)+option(Windowsの場合はAlt)+Rでマスクの調整機能を起動します。

⑬クイック選択ツールの「プラスブラシ」を選択します。

⑭復活させる、消えてしまった箱の一部をクリックします。

⑮消えてしまった箱の一部が復活します。

⑯右側の属性パネルの下部のOKを押します。

⑰女性の背景だけが削除された状態になります。

ここで最初に制作した白のべた塗りレイヤーを表示すると、より分かりやすくなるので、消すべき箇所や消し過ぎた箇所があるか念入りに確認してください。もしあれば、クイック選択ツールのプラスブラシとマイナスブラシを使って調整してください。

⑱納得できる仕上がりになったら、PNG形式で書き出します。

⑲「ファイル」→「書き出し」→「Web用に保存(従来)」をクリックします。

⑳ファイル形式は「PNG-24」を選択します。
※ちなみにPNG-8とPNG-24の違いは「色数・ファイルサイズ・透明度の表現力」です。
PNG-8は最大256色(8ビットカラー)までしか表現できません。これはGIFと同じ色数で、シンプルなイラストやアイコン、ロゴなど色数が少ない画像に適しています。
一方で、PNG-24は約1,677万色(24ビットカラー)を表現できます。写真やグラデーションが多用された画像、複雑なイラストなど、色数が多い画像に向いています。
今回の場合は、PNG-24が適しています。


㉑「保存」を押します。これで背景透過PNGデータの完成です。

試しに完成したPNGデータと下記のお花畑の背景を合成します。

合成した画像が下記になります。

いかがでしょうか?
背景を削除した透過PNGデータは様々なデザイン制作に活かすことができます。
クイック選択ツールを使った最終調整は少し難しいかもしれませんが、作業を重ねるに連れて上達するかと思います。何度もトライしてコツを見つけていきましょう!
2.まとめ

以上、Photoshopで画像の背景を消す方法について解説しました。
AIを活用した「背景を削除」ツールはとても便利と言えます。
この方法をしっかりマスターして、さまざまデザイン制作に活かしましょう!