未経験からWebデザイナーになるには?33歳で営業から転職した私が教える現実的なロードマップ

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未経験からWebデザイナーになるには?33歳で営業から転職した私が教える現実的なロードマップ

「Webデザイナーに興味はあるけれど、未経験からでも本当になれるのか」「何から勉強すればいいのかわからない」。そんな悩みを抱えて、情報を集めている方は多いと思います。

ネットで調べると「やめとけ」という声も目に入り、余計に迷ってしまいますよね。

私は営業職として約8年働いたあと、33歳でWebデザイナーに転職しました。デザインの専門学校には通っていませんし、新卒のときはデザイナー職の選考に全滅しています。この記事では、そんな私の遠回りも含めて、未経験からWebデザイナーになるための現実的な道のりをお伝えします。

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そもそもWebデザイナーはどんな仕事?

Webデザイナーは、Webサイトやバナー、ランディングページなどの見た目と使いやすさを設計する仕事です。「おしゃれな画面を作る人」というイメージを持たれがちですが、実際の仕事はもっと実務的です。

クライアントや社内の担当者から「商品をもっと売りたい」「問い合わせを増やしたい」といった目的を聞き取り、それを達成するためのレイアウトや配色、文字の配置を考えます。センスよりも「目的を形にする力」が求められる仕事だと考えてください。

デザインだけでなくコーディングまで担当することが多い

大きな制作会社では、デザインとコーディング(HTML・CSSでWebページとして組み上げる作業)を分業していることもあります。ただ、中小企業や事業会社では、デザイナーがコーディングまで担当するケースが一般的です。求人票に「HTML/CSSの知識がある方」と書かれていることが多いのはこのためです。

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グラフィックデザイナーとの違いは?

グラフィックデザイナーはチラシやポスター、パッケージなど主に印刷物を扱います。一方Webデザイナーは、画面サイズによる見え方の違いやクリックしやすさなど、Web特有の条件を考えながらデザインします。作って終わりではなく、公開後に数字を見ながら改善していける点も大きな違いです。

未経験からでも本当にWebデザイナーになれる?

結論から言うと、未経験からでもWebデザイナーになることは十分可能です。ただし「やめとけ」と言われるのにも理由があります。先にそこを知っておくと、無駄な失敗を避けられます。

「やめとけ」と言われる主な理由

・スクールを出ただけでは採用されにくい:短期間で学んだ人が増え、未経験者同士の競争は厳しくなっています。

・最初の年収は高くないことが多い:未経験採用の場合、前職より給与が下がるケースは珍しくありません。

・学び続けることが前提の仕事:ツールやトレンドの変化が早く、勉強が苦手だと続きません。

裏を返せば、「勉強だけで終わらせない」「最初の数年は修業期間と割り切る」「学ぶことを楽しめる」という3点を押さえておけば、未経験でも十分に戦えるということです。

私が営業からWebデザイナーになるまでの道のり

私がデザインに興味を持ったきっかけは、大学時代にファッションにハマったことでした。服を選ぶうちに配色や組み合わせを自然と考えるようになり、色彩検定を取得。そのままデザイナー職を目指して就職活動を始めました。

ところが結果は全滅です。専門学校で学んだわけでもなく、作品もない。「色彩検定を持っているだけの学生」が採用されるはずもありませんでした。

そこで「デザインに近い仕事に就こう」と方向転換し、パッケージや段ボールを扱うメーカーに営業職として入社します。これが結果的に大きな転機になりました。印刷データの修正や簡単なレイアウト調整で、実務としてIllustratorを触るようになったからです。

その後は広告代理店に転職し、営業として働きながらデザインを学ぶ機会を自分から作り続けました。副業でハンドメイドブランドを立ち上げ、それらをまとめたポートフォリオを持ってメーカーのWebデザイナー職に応募。33歳で採用され、現在は楽天やYahoo!ショッピングなどの商品ページ制作を担当しています。

振り返って思うのは、「もっと早く動けばよかった」ということです。年齢や経歴を理由に迷っている方には、遅すぎることはないとお伝えしたいです。

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私、営業からデザイナーに転身しました。

未経験から目指せる人の共通点

Webデザイナーに向いているのは、「なぜこのデザインなのか」を言葉で説明できる人です。絵が上手い必要はありません。今はAIという強力なツールもあります。相手の話を聞いて要望を整理するのが得意な人は、むしろ強みを持っています。営業や接客など、人と向き合う仕事をしてきた方の経験は、デザインの現場で思っている以上に活きます。

Webデザイナーになるには何を勉強すればいい?

最初に身につけたいスキルは、大きく分けて次の4つです。あれもこれもと手を広げず、この順番で進めるのがおすすめです。

1.デザインの基礎知識

余白、配色、文字の大きさの強弱、情報の整理といった「デザインの原則」を最初に押さえましょう。ここが抜けたままツールの操作だけ覚えても、「なんとなく素人っぽい」デザインから抜け出せません。

2.デザインツール(Figma・Photoshop・Illustrator)

Web制作の現場では、サイトのデザインにFigmaを使う会社が増えています。写真の加工やバナー制作ではPhotoshop、ロゴや図版ではIllustratorもよく使われます。最近はAIでそれらしい画像も作れますが、余白の違和感やフォントの微調整といった仕上げの部分は、ツールを使いこなせる人間の領域です。

3.HTML・CSS(コーディング)

「デザイナー志望だからコードは不要」と考える方もいますが、未経験採用では大きな差になります。自分でデザインしたものを自分でWebページにできる人は、採用側から見て即戦力に近いからです。簡単なページを一から組めるレベルを目指しましょう。ただし、今はAIがあるので、基礎的な知識さえあれば実務において問題ないケースが多いです。

4.相手の意図をくみ取るコミュニケーション力

見落とされがちですが、現場で最も評価されるのはここです。修正依頼の意図を正しく理解できるか、こちらの提案を相手にわかる言葉で伝えられるか。社会人経験がある方は、この部分ですでに一歩リードしています。

私が実際にやった独学の方法

私が営業時代に続けていたのは、とにかく手を動かすことでした。Illustratorを毎日のように触り、世の中のバナーを真似して作り、取り扱っていたパッケージを自分ならどうデザインするかを考えて形にする。この繰り返しです。

本や動画で学ぶだけでは、デザインはほとんど上達しません。インプットしたら、すぐに何か一つ作ってみる。これが独学で伸びるための一番のコツです。

独学とスクール、どちらを選ぶべき?

これは「お金」と「自己管理力」で決めるのが現実的です。

独学が向いているのは、毎日決まった時間を確保でき、わからないことを自分で調べて解決できる人です。一方、何から手をつければいいかわからない人や、作品にプロの視点でフィードバックが欲しい人は、スクールのほうが近道になります。

独学でつまずきやすいのが、「自分のデザインのどこが悪いのか」が自分ではわからないことです。完成したつもりの作品でも、プロに見てもらうと余白や文字の強弱など、直すべき点がいくつも見つかります。

スクールを選ぶときは、「プロの添削を何回受けられるか」「学べるツールが現場で使われているものか」「自分の生活に合う受講スタイルか」の3点を比べてみてください。

働きながら基礎から学ぶなら「Fullme」

これからスクールを検討するなら、候補に入れてほしいのがオンラインデザインスクールの「Fullme」です。講師を務めるのは、『けっきょく、よはく。』『3色だけでセンスのいい色』などのデザイン書を40冊以上出版しているデザイン会社「ingectar-e(インジェクター・イー)」。初心者にわかりやすく教えることに定評のあるプロから学べるのが大きな特徴です。

・動画を使ったオンデマンド型の授業:時間や場所を選ばず、仕事の合間や休日にも自分のペースで進められる

・プロによる課題の添削:バナー、LP、Webサイトなど、実務に近い課題にフィードバックをもらえる

・Figmaの操作から学べる:未経験者向けに、デザインの基礎と現場で使われるツールを一緒に学べる

・ポートフォリオ制作まで対応:上級コースでは、転職に使えるポートフォリオの制作に取り組める

・学習・転職のサポート:無料カウンセリング、チャットサポート、就職・転職支援がある

コースは目的に合わせて選べます。

コース受講料(税込)内容
はじめてのデザイン 入門コース29,800円レイアウト・フォント・配色などデザインの基礎(全23回)
Web Design 初級コース55,000円Figmaの操作、バナー・LP制作(全26回・添削3回)
Web Design セットコース172,000円初級〜上級を一貫して学べる(全84回・添削9回)

※受講料は2026年10月時点の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

未経験から転職まで目指すなら、初級から上級までをまとめて学べるセットコースが、個別に受講するより20%お得です。まずはデザインが自分に合うか試したい方は、入門コースから始めるのもよいでしょう。どのコースが合うか迷う場合は、無料カウンセリングで相談してみてください。

職業訓練という選択肢もある

離職中の方なら、ハローワークを通じて受講できる職業訓練(ハロートレーニング)も検討の価値があります。受講料は原則無料で、条件を満たせば給付金を受け取りながら学べる制度もあります。内容は訓練校によって差が大きいので、説明会で実際のカリキュラムを確認してから申し込みましょう。

資格は必要?取るならどれ?

Webデザイナーに必須の資格はありません。私自身、色彩検定を持っていても新卒の就職活動では一社も通りませんでした。(今考えると当然といえば当然ですが。)
採用で見られるのは、資格よりも「何を作れるか」です。

とはいえ、学習の目安として資格を使うのは有効です。代表的なものは次の3つです。

・ウェブデザイン技能検定:Web分野で唯一の国家検定。基礎知識の証明になります。

・Webデザイナー検定(CG-ARTS):デザインの考え方や制作の流れを体系的に学べます。

・Webクリエイター能力認定試験:HTML・CSSのコーディング力を確認できます。

資格は「勉強の道しるべ」として使い、取得そのものをゴールにしないことが大切です。その時間でポートフォリオの作品を1点増やすほうが、採用には直結します。

採用されるポートフォリオはどう作ればいい?

未経験からの転職で、合否を最も左右するのがポートフォリオです。ここに力を入れるかどうかで結果は大きく変わります。

未経験のポートフォリオに入れたい作品

・架空のお店や会社のWebサイト(トップページ+下層ページ)

・ランディングページ1点

・バナー数点(同じ商品でテイスト違いを作ると効果的)

・副業や自主制作で実際に使ったデザイン

スクールの課題をそのまま載せるのは避けましょう。同じ課題の作品を、採用担当者は何度も見ています。

売上が小さくても、副業は立派な実績になる

私のポートフォリオで評価されたのは、副業で立ち上げたハンドメイドブランドでした。コンセプト設計から商品デザイン、SNS運用、販売ページの制作まで一人で担当したことで、「世界観を作れる人」「一貫したデザインができる人」と見てもらえたのです。

売上自体は大きくありませんでした。それでも、考え抜いて作ったアウトプットは、それだけで実績になります。いきなり転職を目指すより、副業や自主制作で経験を作ってから応募するほうが、圧倒的に有利です。

前職の経験は「デザインの強み」に変換して伝える

異業種から転職するなら、これまでの仕事をそのまま並べるのではなく、デザイナーとしての強みに置き換えて伝えることが重要です。私は営業時代の業務を紙にすべて書き出し、一つずつ変換していきました。

・電話対応 → クライアントの潜在的な要望をつかむヒアリング力

・提案書・見積書の作成 → 情報の優先順位を見極めるレイアウト力

採用担当者が見ているのは、デザインの見た目の美しさだけではありません。「この人はビジネスの課題をデザインで解決できるか」です。作品ごとに、ターゲットや目的、工夫した点を短く添えるだけでも印象は大きく変わります。


内定を勝ち取ったポートフォリオを全ページ公開しています

私が実際に転職活動で使い、複数の企業や転職エージェントから評価をいただいたポートフォリオを、表紙から最終ページまで解説付きでnoteにまとめました。営業経験をどう言語化し、どう配置したのか。そのまま構成の参考にしていただけます。
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未経験からWebデザイナーに転職できたポートフォリオを全公開

未経験OKの求人はどこで探す?

求人は、転職サイト、転職エージェント、ハローワーク、企業の採用ページなどで探せます。デザイン職に強い転職エージェントを使うと、ポートフォリオへの助言をもらえることもあります。

最初の職場は「制作会社」か「事業会社」か

制作会社は案件数が多く、短期間でスキルが伸びやすい環境です。一方、自社で商品やサービスを持つ事業会社のインハウスデザイナーは、一つの商品やサイトを長く改善していく経験が積めます。

私はEC事業を展開するメーカーで働いていますが、売上やアクセスの数字を見ながらデザインを考える機会が多く、営業経験との相性の良さを感じています。どちらが正解ということはないので、自分が伸ばしたい力で選ぶのがおすすめです。

「未経験歓迎」求人で注意したいこと

仕事内容が「デザイン」と書かれていても、実際は営業や電話対応が中心だったり、研修費の負担を求められたりする求人もあります。面接では、入社後に担当する具体的な業務や、先輩デザイナーが在籍しているかを必ず確認しましょう。

AIが進化してもWebデザイナーに将来性はある?

「AIに仕事を取られる」という不安を持つ方も多いと思います。確かに、それらしいバナーや画像はAIで簡単に作れるようになりました。

ただ、現場で働いていて感じるのは、細かな調整やクオリティの詰めはまだ人の手が必要だということです。余白のわずかな違和感、フォントの微調整、全体のバランス。こうした仕上げができる人の価値は、むしろ上がっています。「AIがあるから勉強しなくていい」は完全に逆で、AIを道具として使いこなし、最後に仕上げられる人がこれから評価されていくはずです。

まとめ:未経験からでも、まず小さくトライしよう

まとめ。パソコンでメモしている様子。

未経験からWebデザイナーになるための流れをおさらいします。

1.デザインの基礎知識を学ぶ

2.Figmaなどのツールと、HTML・CSSを身につける

3.独学かスクールかを、費用と自己管理力で選ぶ

4.副業や自主制作で実績を作り、理由を説明できるポートフォリオにまとめる

5.目指す働き方に合った職場に応募する

私は新卒でデザイナーになれず、営業として遠回りしました。それでも、手を動かし続けたことで33歳で道が開けました。未経験は不利ではなく、可能性が残っている状態です。待っているだけでは何も変わらないので、小さくてもいいから、今日から一つ作ってみてください。


ポートフォリオ作りで迷ったら

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