投稿日: 【Google動画生成AI】Veo3とは?無料トライアルの申込手順・使い方・料金について徹底解説! ※本ページはプロモーションを含んでおります。 近年、AI技術の急速な発展により、動画制作の方法も大きく変わりました。なかでもGoogleが開発した動画生成AI「Veo3」は、テキストや画像をもとに高品質な動画を自動で作り出す画期的なツールとして注目されています。 最近、TikTokでもVeo3で作られた動画をよく見るよ。でもVeo3についてほとんど分からないなあ。。 安心して。本記事では「Veo3とは何か」「どんな機能があるのか」「使い方や料金」「無料で利用できるのか」など、分かりやすく解説するよ! ※本記事では2025年8月27日段階でのVeo3の仕様に即した内容になっております。 黒えだまめ本サイト kuro-mame(クロマメ) 代表 | バナー制作・カタログ等のデザインや製本、動画製作、パッケージデザイン、オリジナルイラスト制作、その他各種デザイン・印刷物の制作などの事業を展開 | パッケージ通販会社にて5,000件以上のパッケージ製作サポート実績ありの パッケージコーディネーター | 現Webデザイナー | カラーコーディネーター検定2級・色彩検定1級取得 | Illustrator・Photoshop・X(旧Twitter)の運用・AIの活用などを得意としている スポンサーリンク Veo3とは?Googleが誇る動画生成AI Veo3の概要 Veo3はGoogleが開発した動画生成AIモデルで、最大8秒間、720pの高解像度動画を生成できます。映像だけでなく、声や効果音も含むトータルな動画制作が可能で、映像制作の大幅な効率化に貢献しています。例えば、テキストで指示を出すだけで、シーンに合わせたキャラクターの話し声や環境音まで自動生成できるのが大きな特長です。 Geminiとの連携 Veo3はGoogleのAIプラットフォーム「Gemini」の一部であり、GeminiのチャットUIやAPI経由で使うことができます。Gemini ProやUltraのユーザーは、Veo3の動画生成機能をシームレスに利用でき、動画制作の敷居が大幅に下がりました。 最大8秒間の動画を作れるよ!Veo3はGoogle Geminiの一部機能なんだ。 テキストで指示するだけで動画が作れるなんて便利だな〜。 Veo3の主な機能 次にVeo3の主な機能について説明するよ。主な機能は下の通りだよ。 ・テキストからの動画生成: 自然言語の指示を入力するだけで、その内容を映像化。ナレーションや声のトーンまで細かく設定可能です。 ・画像からの動画生成(Image to Video): 写真などの静止画をアップロードすると、動きを加えて動画化します。動く背景やキャラクターアニメーションも可能です。 ・音声・リップシンク対応: セリフに合わせて登場キャラクターの口の動きを自然に再現。人間らしい声の合成も高精度です。 ・最大8秒、720pの高品質動画: 高解像度なのでSNSやプロモーション動画にも適しています。 ・動画解析・要約・文字起こし: Geminiの他のAIツールと連携し、動画コンテンツの解析や要約、文字起こしに対応可能です。 いろんなことができるんだね。色々試したくなるな〜! Veo3の料金体系と無料利用のポイント 次にVeo3の料金プランについて説明するよ。 料金プラン概要 Veo3の利用は主にGeminiのAPIかGeminiプラットフォーム経由で行われます。720p動画生成では1秒あたり約75セント(USD)程度の料金がかかります。GeminiのUltraプラン(月額約36,400円)ではVeo3のすべての機能が無制限に利用可能です。一方、Proプラン(月額約2,900円)では制限ありながら利用できます。 ちなみにVeo3で制作した動画には、右下に「Veo」という目に見えるウォーターマーク(透かし)が表示される仕様となっています。 この表示はAI生成動画であることを明示するためのもので、Googleの透明性方針に沿った措置です。ただし、UltraプランのユーザーがFlowという映像制作ツールを使って生成した場合は、このウォーターマークを非表示にできるケースもあります。 無料利用の方法 公式から提供されている無料トライアルや一部機能の無料枠を活用することで、一定回数までは無料で利用可能です。GeminiチャットUIで気軽に試せるため、初めての人でもハードルが低いのが魅力です。 無料トライアルの申込手順 では、無料トライアルの申込手順について説明するよ。 Google AI Proプランの無料トライアルを利用する方法が一般的です。Google AI Proの公式サイトから申し込みます。無料トライアル期間は1ヶ月間で、その間Veo3の機能を無料で利用できます。 1.Google Gemini、Veo3による動画生成のサイトにアクセス(GoogleでVeo3と検索すると上位に表示されます。念のためアドレスをよくご確認ください。) 2.「Veoを試す」をタップ 3.ページを下にスクロールしてGoogle AI Proプランの「使ってみる」をタップ※大学生は12か月間無料でProプランを利用できるようなので、「大学生は無料で利用可能」をタップして手続きを進めてください。ここでは詳細については割愛します。 4.Googleアカウントでログイン 5.「Google AI Proを入手する」をタップ 6.Google One利用規約を確認し問題無ければ「同意する」をタップ 7.Googleアカウントにご希望のお支払い方法を追加※無料期間内に解約すれば料金は発生しません。 以上でトライアル申し込み完了だよ。Veo3を含むGoogle AI Proの機能が利用できるようになるよ。無料期間を過ぎると月額料金の請求が発生するので注意してご自身で管理してね。 とりあえず僕も無料トライアルで試してみることにするよ! Veo3の使い方:初心者でも簡単ステップ では、実際にVeo3の使い方について解説していくよ! Veo3での動画生成の手順 1. GoogleアカウントでGeminiにログイン 2. Video(動画)ボタンをタップ(タップすると青くなる) 3. プロンプト(動画のシナリオ)を入力して右下の矢印マークをタップ※必要に応じて画像をアップロード 4.動画生成を開始 5. およそ1〜2分程度で高品質な動画が完成 6. 出来上がった動画はダウンロードや共有が可能 以上、動画生成の手順はこんな感じだよ!すごく簡単だよね。 英語のプロンプトの方が精度が高い? 上の例でもプロンプトは英語にしていたけど、Geminiの動画生成においては英語のプロンプトの方が精度が高いとされているよ。これは主に、英語の学習データが圧倒的に多く、AIが英語の語彙や文脈、ニュアンスを深く理解できるため。また、映像表現に関する専門用語や微妙な雰囲気を伝える形容詞など、英語の方が具体的で豊富な語彙を持っていることも大きな理由だよ。さらに、日本語プロンプトは内部で英語に翻訳される過程でニュアンスが失われる可能性があるから、英語のプロンプトを直接入力する方が結果が良くなる傾向があるよ。 そうなんだ!でも英語は難しいなあ。。 英語が分からなくても大丈夫!ChatGPTを使って日本語の動画のシナリオを英語に翻訳できるから! それは便利だね!早速やり方を教えて! ChatGPTを用いてプロンプトを英語に翻訳する手順 1. ChatGPTに「次の文章の英語のプロンプトを作成して」と頭に付け、本文(プロンプト)を送信 2. 英語に翻訳される 3. さらに動画のクオリティが上がるような提案をしてくれるので、必要に応じて修正を依頼 4. クオリティの上がった英語のプロンプトを出力してくれる こんな方法で英語に翻訳できるよ!さらにプロンプトが元のものよりブラッシュアップされるから一石二鳥だよ! へー簡単だね!僕も早速、ChatGPTを使って英語に翻訳、対話の中でエフェクトを追加したプロンプトで試しに動画を作ったよ▼▼※画像をクリックするとTikTok動画に飛ぶよ! おお、なかなか良い動画に仕上がったね!! ちなみにChatGPTに指示した元動画のプロンプトはこんな感じ!【プロンプト】次の文章の英語のプロンプトを作成して。 次のようなASMR動画を作成してください。 BGMは付けないでください。 カメラは固定で鍋をやや斜め上から中が見えるように写してください。 鍋の隣には黒いマントを着た魔術師のようなイメージの男性がいます。男性はカメラから見切れて問題ないです。 鍋は黒く、マグマを煮込んでいます。 男性が黒いお玉を使ってかき混ぜます。 鍋の中には、黒いお金、黒いスマートフォンを順番に入れて煮込んでいきます。 なるほど!それで最終的に仕上がった英語のプロンプトを使って、Veo3で動画を作ったということだよね!漆黒えだまめくんでもここまでできるとはね〜 僕だってやればできるんだよ!!ちなみにTikTokでは定期的に動画を投稿するから良かったらフォローもしてね! Veo3と他のAI動画生成ツールとの比較 他のAI動画生成ツールと比べた時、Veo3は以下の点で優位と言えるよ。 ・GoogleのAI技術を集約し、高精細かつリアルな動画を短時間で生成可能 ・リップシンクや音声生成が自然で違和感が少ない ・Geminiとのシームレスな連携でAPI利用も含めて利便性が高い ・商用利用も視野に入ったプラン提供 ただし、動画が最大8秒までという制限があるから、長尺動画制作には他ツールと組み合わせる使い方が必要だよ。 いずれ8秒以上の長尺動画が作れるようになればいいね! まとめ:Veo3で動画制作の未来を体験しよう 以上、「Veo3とは何か」「どんな機能があるのか」「使い方や料金」「無料で利用できるのか」などについて解説しました。 Veo3は、動画制作の流れをAIで大きく変える最先端ツールです。Googleが開発し、Geminiプラットフォーム上で使えることから、初心者からプロまで幅広く使えます。テキストや画像から短時間で高品質な音声付き動画を生成できるため、SNSコンテンツ制作や広告動画作成など様々な活用シーンが期待されます。これから動画制作に取り組む方は、ぜひVeo3を試して、その性能と利便性を実感してみてください。
投稿日: ChatGPTで文章が途中で途切れる原因とは?対処法と再発防止のポイントを解説! ※本ページはプロモーションを含んでおります。 ChatGPTを使っていると、「せっかく長文で質問したのに途中で回答が止まってしまった」「重要な部分で文章が切れてしまい、続きを聞く手間が増えた」といったお悩みを抱える方少なくないかと思います。 業務や学習、記事作成などで効率的にAIを活用したいのに、文章が途切れることで作業が中断され、ストレスや時間のロスにつながることもあります。 筆者である私もよくChatGPTを使用しますが、文章が途切れてしまうことで不便を感じることが多々ありました。 そこで本記事では、ChatGPTで質問が途切れてしまう原因と、その具体的な対処法、そして再発防止のポイントをわかりやすく解説します。(※本記事では2025年6月28日段階でのChatGPTの仕様に即した内容になっております。) スポンサーリンク 1.文章が途切れる原因とは? スポンサーリンク まず、ChatGPTの文章が途中で途切れる主な原因について解説します。 原因としては以下の通りです。 ・出力文字数の制限ChatGPTには一度に生成できる文章の長さに上限があります。明確な数値は公表されていませんが、長文の出力や複雑な内容の場合、途中で切れることがあります。 ・プロンプト(入力文)が長すぎる質問や指示が長すぎると、ChatGPTが処理しきれず、回答が途中で止まることがあります。 ・サーバーの混雑や負荷利用者が多い時間帯や、サーバーに負荷がかかっている場合、回答の生成が途中で止まることがあります。 ・ネットワークやブラウザの問題インターネット接続の不安定さや、ブラウザのキャッシュ・Cookie・拡張機能の影響で、回答が途中で切れることがあります。 ・質問内容の不明確さや曖昧さ指示が曖昧だとAIが処理に迷い、途中で止まるケースもあります。 2.対処法 では、文章が途中で途切れてしまった場合の対処法について解説します。 以下の対処法が有効です。 ・「続けてください」と入力する途切れた直後に「続けてください」と入力すれば、ChatGPTは続きを生成します。 ・途切れた部分をコピペして再入力直前の文章をコピーし、「この続きからお願いします」と入力することで、スムーズに続きを得られます。 ・プロンプトを分割する、要点を絞る長い指示や質問は、複数回に分けて入力しましょう。重要なポイントを抜き出して簡潔にまとめることで、途中で途切れるリスクを減らせます。 ・文字数や形式を指定する「200文字以内で」「箇条書きで」など、回答の形式や文字数をあらかじめ指定すると、簡潔にまとめてくれます。 ・キャッシュ・Cookieの削除やブラウザの変更ブラウザのキャッシュやCookieを削除したり、別のブラウザで試すと改善する場合があります。 ・時間帯をズラすサーバー混雑時は、利用者が少ない時間帯に利用するのも効果的です。 3.再発防止のポイント ・質問文を簡潔にまとめる要点を押さえ、不要な情報は省いて質問しましょう。これにより、AIが処理しやすくなり、長文出力による途切れを防げます。 ・出力形式・文字数を明示する「300字以内で」「簡潔に」など、あらかじめ条件を伝えることで、AIが適切な長さで回答しやすくなります。 ・プロンプトを分割して段階的に入力一度に多くの情報を求めず、段階的に質問することで、安定した回答が得られます。 ・ブラウザやネットワーク環境を整える定期的にキャッシュやCookieを削除し、安定したインターネット環境で利用しましょう。 ・混雑しやすい時間帯を避けるサーバー負荷が少ない時間帯を選ぶことで、途中で止まるリスクを減らせます。 4.注意点 ・必ずしも指定した文字数や形式で出力されるとは限らないAIの仕様上、指定しても多少オーバーしたり、意図と異なる出力になることがあります。 ・英語の方が安定する場合もあるChatGPTは英語圏向けに最適化されているため、英語で質問すると途切れにくい場合があります。必要に応じて翻訳ツールを活用しましょう。 ・サーバー障害や仕様変更が原因の場合もあるサーバー障害時は、公式サイトで状況を確認し、復旧を待つしかありません。 5.文章が途切れることに関するよくある質問(Q&A) Q1. 文章が途中で止まった場合、必ず「続けてください」と入力しないとダメ?A. 「続けてください」以外にも、「続きをお願いします」「続きから書いてください」などでも問題ないです。 Q2. どのくらいの文字数で途切れるの?A. 正確な上限は非公開ですが、日本語の場合はおおよそ1000~2000文字程度で途切れることが多いと言われています。 Q3. 何度も途切れる場合はどうしたらいい?A. 質問をさらに分割したり、要点を絞って入力しましょう。また、ブラウザやネットワーク環境の見直しも有効です。 Q4. ブラウザのキャッシュやCookieを削除する方法は?A. Google Chromeの場合、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」から実行できます。他のブラウザでも同様の手順です。 Q5. サーバー障害の確認方法は?A. ChatGPTの公式サイトやOpenAIのステータスページで障害情報を確認できます。 6.まとめ 以上、ChatGPTで質問が途切れてしまう原因と、その具体的な対処法、そして再発防止のポイントについて解説しました。 ChatGPTで文章が途中で途切れる主な原因は、出力文字数の制限、プロンプトの長さ、サーバーの混雑、ネットワークやブラウザの問題など多岐にわたります。 対処法としては「続けてください」と入力する、質問を分割する、文字数を指定する、ブラウザやネットワーク環境を整えるなどが有効です。 再発防止には、質問文の簡潔化や段階的な入力、環境の最適化がポイントとなります。 注意点として、AIの仕様上、必ずしも意図通りに出力されるとは限らないことや、サーバー障害時は復旧を待つ必要があることを理解しておきましょう。 これらのポイントを押さえることで、ChatGPTをより快適かつ効率的に活用できるようになります。困ったときは本記事のQ&Aも参考に、ぜひ実践してみてください。
投稿日: ChatGPTで人物の写真をキーホルダーに加工!無料で使える画像生成のプロンプトを解説! ※本ページはプロモーションを含んでおります。 2025年3月末にOpenAIがChatGPT向けにリリースした画像生成機能のアップデートにより、AIの画像生成が飛躍的に進化しました。 これにより、近頃、ジブリ風をはじめとした◯◯風の画像や人物をフィギュアのように加工するといった画像が話題になっています。 この流れに乗り、今回、筆者はこのChatGPTの画像生成の機能を用いて、人物画像をキーホルダーに加工することを試みました。 筆者は、ベッドなどの家具をネット販売する会社でデザイナーとして勤務しておりますが、illustratorやPhotoshopなどのデザインツールだけでなく、ChatGPTなどのAIツールも積極的に使用し、デザイン制作に活かしています。 余談になりますが、ChatGPTの画像生成とPhotoshopの合わせ技で、効率的に画像生成する方法についての記事なども書いておりますので、併せて是非ご覧ください(↓↓) ChatGPTとPhotoshopで時短!画像生成の回数制限を突破する効率的な方法! では本題に戻りまして、以下にChatGPTの画像生成機能を使用して人物の写真をキーホルダーに加工するプロンプトや工程について解説いたします。 ※本記事にてご紹介する方法で制作した成果物に関しての使用は自己責任にてお願いいたします。特定のキャラクターや有名人に似た画像の生成等、著作権や肖像権侵害のリスクもありますのでご注意ください。いかなる場合も一切責任は取りかねますので予めご了承ください。 黒えだまめ本サイト kuro-mame(クロマメ) 代表 | バナー制作・カタログ等のデザインや製本、動画製作、パッケージデザイン、オリジナルイラスト制作、その他各種デザイン・印刷物の制作などの事業を展開 | パッケージ通販会社にて5,000件以上のパッケージ製作サポート実績ありの パッケージコーディネーター | 現Webデザイナー | カラーコーディネーター検定2級・色彩検定1級取得 | Illustrator・Photoshop・X(旧Twitter)の運用・AIの活用などを得意としている スポンサーリンク 1.ChatGPTの画像生成機能を使用して人物の写真をキーホルダーに加工する具体的な方法 それでは、ChatGPTの画像生成機能を使用して人物の写真をキーホルダーに加工する方法について解説いたします。 ※今回ご紹介するプロンプトと出力結果はあくまで一例ですので、うまく生成されない場合もあります。ChatGPTの画像生成は、プロンプトの解釈やAIのランダム性、モデルやプランの制限、サーバーの混雑など複数の要因で、同じ指示でも毎回同じ画像が生成されるとは限りません。その際は一部文言を変えたりなどして、お試しください。 スポンサーリンク まずは素材となる写真を用意します。 全身をリアルに生成したいので、以下のような全身が写っている写真から生成を行いました。 ※この記事では顔を隠しておりますが、ChatGPTにアップロードする際は顔が分かる状態で読み込ませています。 全身が写っている写真 ではこの写真をChatGPTに読み込ませていきます。 ①画像を添付し、「画像を作成する」のボタンを押します。 画像を添付し、「画像を作成する」のボタンを押す ②次のようなプロンプトを入力し、「↑」(生成)のボタンを押して生成を開始します。 プロンプト:アップロードされた人物の写真をもとに、超リアルなキーホルダー風の3Dデザインを作成してください。人物はアニメ風にし、ミニチュア化してください。キーチェーンにはビール*も一緒にセットしてください。ライティングは柔らかく自然光にしてください。 ※一緒にセットしたいものはご自身の好きなものに差し替えてください。「人物に似合う小物」などと指示を入れてもランダム性が合って面白いかもしれません。また一緒にセットしたいものが不要の場合は、「キーチェーンには〜セットしてください。」 の部分は削除してください。 プロンプトを入力し、「↑」のボタンを押して生成を開始する ③画像生成が始まると、下に「Processing image」と表示されるので、出来上がるまで待ちます。 画像生成が始まると、下に「Processing image」と表示されるので、出来上がるまで待つ ④画像が生成されます。 画像が生成される 2025年5月3日の段階で、画像生成にはおよそ1分30秒〜2分程度の時間がかかりました。もちろんアクセス集中などのサーバー負荷やプロンプトの複雑さ、ユーザー側のネット環境などによっても掛かる時間は変わります。今回無料プランで試しておりますが、有料プランが優先的に処理されるようです。 今一度、完成品をご紹介します。 完成品 いかがでしょうか?なかなか可愛い仕上がりになったかと思います。 この記事では顔を隠していますので、読者様には分からないかと思いますが、かなり似ていると思います!笑 ちなみに下のようなカプセルに入ったパターンも制作してみました。 カプセルに入ったパターン 手順としては、上で制作した画像を添付し、下記のようなプロンプトを入力しました。 プロンプト:このイメージを元にガチャガチャ用の透明のカプセルに入ったデザインを作成してください。 カプセルに入ったパターンを生成するためのプロンプト カプセルに入ったパターンの生成 こちらも中々良い仕上がりになったかと思います。 今回は、さらに生成した画像を動画にしてみました。 【A】キーチェーンを引きちぎってダッシュ 【B】ゆらゆら揺れる 動画生成に使用したのは「Pika」という動画生成AIサービスになります。 無料プラン(Basicプラン)に登録すると、毎月一定数のクレジット(例:80〜150クレジット)が付与され、その範囲内で動画生成や簡単な編集機能を使用することができます。今回はそのクレジットを使用し、生成いたしました。 画像とテキストを入力するだけでAIが自動で動画を作成してくれるサービスになりますが、続けて動画生成の手順をご案内します。 ①まずは「Pika」のアプリをダウンロードします。 「Pika」のアプリをダウンロード ②アプリがダウンロードできたら、Home画面から「Create New」を押します。 Home画面から「Create New」を押す ③次に「Animate an Image」を押します。 「Animate an Image」を押す ④生成した画像をアップロードし、左下の「Text」を押します。 生成した画像をアップロードし、左下の「Text」を押す ⑤テキスト入力BOXが出現するので、以下のようにプロンプトを入力します。 【A】キーチェーンを引きちぎってダッシュプロンプト:キーホルダーのキーチェーンに繋がれた男の子は手でチェーンを引きちぎって、ダッシュ。カメラは彼の動きと同調して徐々にズームアウトします。 【B】ゆらゆら揺れる プロンプト:何も入力せずに空のままにします。※公式に明確な記載がありませんので断言できませんが、おそらく何も入力せずに生成すると自然な動きになるように生成されます。 テキスト入力BOXにプロンプトを入力する ⑥プロンプトが入力できたら、下の「Generate」のボタンを押します。通常ですと1つの動画生成でクレジットを5消費します。 プロンプトが入力できたら、下の「Generate」のボタンを押す ⑦生成が始まり、Home画面に戻ります。上に「Your video is in progress」という文言が出ます。 生成が始まり、Home画面に戻り、上に「Your video is in progress」という文言が出る そのままアプリを閉じて待つと完成したら通知がきます(通知設定がONになっている場合)、⑧30秒から1分ほど待つと動画が生成されます。通知設定がONになっていれば、アプリを閉じても完成したら通知がきます。 動画はProfileの中に生成されますが、生成を始めてから出来上がるまでの過程もご案内します。 Home画面下の「Profile」を押します。 Home画面下の「Profile」を押す 生成中の動画が一番上に表示されます。※他のパターンでも生成を試したので、既に別の動画も格納されています。 生成中の動画が一番上に表示される 生成が完了すると「Your video is ready」という文言が表示され、動画が表示されます。 生成が完了すると「Your video is ready」という文言が表示され、動画が表示される ちなみに動画をクリックし、下の「Share」のボタンを押すことで、ダウンロードや動画リンクをコピーできます。 動画をクリックし、下の「Share」のボタンを押す ダウンロードや動画リンクをコピーできる 以上、画像と動画を生成するためのプロンプトと手順について解説しました。 2.まとめ 今回はChatGPTの画像生成機能を使用して人物の写真をキーホルダーに加工する方法について解説しました。 これが無料で制作できるって凄いと思いませんか? この記事をご覧になった皆様も是非自分の写真を使用してお試しください!
投稿日: ChatGPTとPhotoshopで時短!画像生成の回数制限を突破する効率的な方法! ※本ページはプロモーションを含んでおります。 早速ですが、この記事をご覧になっている皆さまはChatGPTの画像生成機能を使用したことはありますでしょうか? 筆者は本業でデザイナーとして働いておりますが、私もよく使用しております。 2025年3月末にOpenAIがChatGPT向けにリリースした画像生成機能のアップデートがありました。GPT-4o(オムニ)モデルへの統合によって実現したアップデートにより、進化した機能は下記のようになります。 1. ネイティブ統合と多様なユーザー対応GPT-4oの画像生成機能はDALL-E3を超える性能を持ち、ChatGPTの会話フローに自然に統合されました。無料ユーザーを含む全ユーザーに順次展開され、有料プラン(Plus/Pro/Team)では制限なく利用可能です。 2. 高度な指示理解と編集機能・複雑なプロンプト対応:最大10~20個のオブジェクトを正確に配置可能(例:「公園に5本の木と3つのベンチ、2匹の犬と池」)・対話型編集:生成後の画像に対し「明るくする」「背景変更」など段階的な修正指示が可能・部分編集技術:写真から不要物を削除したり、特定要素を追加(例:メガネや帽子の追加)できる 3. テキストレンダリングの革新画像内のテキスト(看板や本の表紙など)が自然に表現可能に。日本語でも短いテキストは正確生成可能ですが、長文では英語指示が推奨されます。 4. スタイル変換の柔軟性・リアル⇔イラスト変換:写真をアメコミ風/アニメ風などにスタイル変更可能。・マルチモーダル対応:GPT-4oの特性を活かし、テキスト/画像/音声を統合的に処理。 5. 実用性の飛躍的向上・4コマ漫画/ポスター作成:ストーリー性のある複数画像の一貫性ある生成が可能。・ワークフロー統合:ホワイトボード図解や教材作成などビジネス用途に対応。 6. 技術的基盤従来の画像生成AIの課題(シュールな出力やナンセンスな要素)を克服し、正確で実用的な画像生成を実現。開発過程で画像と言語の関係性を深く学習させたことが要因とされています。 このアップデートにより、クリエイティブ作業からビジネス文書作成まで、AIを活用した画像生成の可能性が大きく広がりました。特に「文脈を理解した連続的な画像生成」が可能になった点が、従来の単発生成との決定的な違いです。 私、実際にこのChatGPTの画像生成機能を使用して、画像生成の精度の向上や以前に比べて成果物のAIっぽさが減ったなど感じることがありました。 しかし、精度は上がったものの、やはり狙ったものを確実に作れるかというと、今の段階では難しいと言わざるを得ません。 さらにプロンプトを送信して画像生成がされるまで1分30秒〜2分程度かかり、さらに無料プランでは、1日におよそ5〜6回のやり取りで回数制限に達してしまいます。 そのため、時間的制約がある中で狙った物を作るということはなかなか難しく感じます。 そこで、私が試行錯誤し、最も良い使い方だと思ったのは、ChatGPTとAdobeのPhotoshopの合わせ技です。 具体的には、ChatGPTで叩き台を生成し、その後、Photoshopを使用して修正、補正をしていくというフローです。 以下の画像は、ChatGPTとPhotoshopの合わせ技で制作した作品です。 ChatGPTとPhotoshopの合わせ技で制作した作品 ざっくり説明すると、黒猫の首より上はChatGPTの画像生成、首より下はPhotoshopで生成しております。全体として30分〜1時間もあればこのクオリティの作品を作ることができます。 さて、この記事では、ベッドなどの家具をネット販売する会社でデザイナーとして勤務している私の経験を基に、ChatGPTの画像生成とPhotoshopの合わせ技で、回数制限を突破し、効率的に生成する方法について解説いたします。 この記事を読めば、ChatGPTだけを使用した場合の画像生成の工数を削減することができます。生成したい画像がそもそもシンプルなものであれば、今回のフローは不要な場合もあるので、あくまで少し複雑な画像を生成したい場合に、今回ご紹介する方法は役立つかと思います。 具体的には、ChatGPTの画像生成機能に加えて、Photoshopの「生成塗りつぶし」の機能を使用することで、工数削減になります。 それでは、上記の猫の作品を例として、生成におけるフローと具体的な方法について解説します。 ※本記事にてご紹介する方法で制作した成果物に関しての使用は自己責任にてお願いいたします。特定のキャラクターや有名人に似た画像の生成等、著作権や肖像権侵害のリスクもありますのでご注意ください。いかなる場合も一切責任は取りかねますので予めご了承ください。 スポンサーリンク 1.ChatGPTで画像生成する具体的な方法について それでは、まずはChatGPTで画像生成する具体的な方法について解説いたします。 スポンサーリンク ①まずは、ChatGPTを開き、テキスト入力ボックスの下部の「・・・」から「画像を作成する」を選択します。ちなみにChatGPT-4(GPT-4 Turbo)、無料プランでのチャットになります。 ChatGPTを開き、テキスト入力ボックスの下部の「・・・」から「画像を作成する」を選択 すると、テキスト入力ボックスに「画像を作成する」の文字が出現します。 テキスト入力ボックスに「画像を作成する」の文字が出現 ②テキスト入力ボックスにプロンプトを入力します。今回は「右を向いた可愛い黒猫を描いて。背景は透明にしてください。」と指示します。背景を透明にするのは、後々画像を加工しやすくするためです。またプロンプトを複雑にし過ぎると、構造解釈がうまくいかない可能性もあるので、なるべくシンプルなプロンプトを連投して、少しずつ仕上げていく戦略を取ります。生成したいものがそれ程複雑でない場合、また一度トライしてみたい場合は、全ての指示をプロンプトに盛り込んでみるのもアリかと思います。 テキスト入力ボックスにプロンプトを入力 ③プロンプトを入力できたら、右側の「↑」を押して送信します。送信できると、「開始しています」の文言が出現して画像生成が始まります。 プロンプトを入力できたら、右側の「↑」を押して送信 画像生成が始まると、画像の色が少し変わります。2025年4月5日の段階で、筆者が試した結果、画像生成にはおよそ1分30秒〜2分程度の時間がかかりました。もちろんアクセス集中などのサーバー負荷やプロンプトの複雑さ、ユーザー側のネット環境などにもよりますので、一概に言えませんが、なかなか時間がかかるなーという印象です。また有料プランが優先的に処理されるようで、無料プランは不利になる場合があるようです。 画像生成が始まると、画像の色が少し変わる ④およそ2分程度で右を向いた黒猫が作成されました。この黒猫を元に仕上げていきます。 およそ2分程度で右を向いた黒猫が作成された ⑤-1.次に黒猫にシルクハットと眼鏡、服を着せたいので、「この黒猫にシルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信します。出力された画像は顔が崩れてしまいました。 「この黒猫にシルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信するが、出力された画像は顔が崩れてしまった ここで本来の工程から逸れますが、Gen_IDというものを指定することで、特定の画風や構図を維持した画像生成が可能になるようです。Gen_IDとはDALL-E3(ChatGPT統合版)が生成した画像ごとに割り振られるチャットスレッド内限定の識別子(同一チャット内でのみ有効)で、既存デザインを継承した修正が可能とのことで試してみます。画像を添付した状態で「この画像のGen_IDを教えて」と送信します。 画像を添付した状態で「この画像のGen_IDを教えて」と送信 するとGen_IDが出力されます。※画像は一部のみ表示しております。 Gen_IDが出力される 出力されたGen_IDを使用し、「Gen_ID:※※※を維持したまま、シルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信します。ただ、理由は分かりませんが、「現在、特定のGen_IDを維持したまま画像を編集することができません。」と言われてしまいました。「新たに画像を生成しますか?」と聞かれたので、「生成してください」と送信しました。 「Gen_ID:※※※を維持したまま、シルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信 ⑤の時に比べて顔の崩れや下半身の不自然さは消えましたが、顔付きが変わってしまったことで不採用となりました。私はうまくいきませんでしたが、是非Gen_IDを維持することも試してみてください。⑤の工程の際に予め、「Gen_IDを維持したまま」とプロンプトに入力するのも効果的かもしれません。 ⑤の時に比べて顔の崩れや下半身の不自然さは消えましたが、顔付きが変わってしまった ⑤-2.先ほどの⑤-1.の工程をやり直しということで⑤-2.とします。④で生成された黒猫の画像を添付して「この黒猫にシルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信してみます。すると、出力された画像は下半身に不自然さがありますが、首から上は納得の出来となりました。あとはこの黒猫の首から下を人間になるように仕上げていきます。 ④で生成された黒猫の画像を添付して「この黒猫にシルクハットと眼鏡、お洒落な服を着せて。」と送信。出力された画像は下半身に不自然さがあるが、首から上は納得の出来となる ⑥「この黒猫の首から下を人間にしてください。」と送信します。 「この黒猫の首から下を人間にしてください。」と送信 画像が生成されましたが、なんだかずんぐりむっくりした印象で、スタイリッシュさに欠けます。また背景にも色がついてしまいました。 生成された画像は、ずんぐりむっくりした印象で、スタイリッシュさに欠ける そこで「もう少しスタイリッシュな印象にしてください。また体に対して顔を小さくしてください。背景にも色がついてしまっているので、透明にしてください。」と送信します。 「もう少しスタイリッシュな印象にしてください。また体に対して顔を小さくしてください。背景にも色がついてしまっているので、透明にしてください。」と送信 画像が生成されましたが、やはり顔と体のバランスが悪いです。 画像が生成されたが、やはり顔と体のバランスが悪い 「体に対して顔が大きくなってしまっています。8頭身になるように顔を小さくして。また靴が入りきっていないので、全体が収まるようにしてください。」と顔と体のバランスを具体的にして送信します。今回、成果物としての作品は上半身のみなので、靴が入りきっていないことや下半身は関係ないですが、いずれにしても、ずんぐりむっくりした印象は解消したいので、このような指示をしています。上半身だけに指示をすると構造解釈がうまくいかない可能性が高くなるので全体としての指示となります。 「体に対して顔が大きくなってしまっています。8頭身になるように顔を小さくして。また靴が入りきっていないので、全体が収まるようにしてください。」と顔と体のバランスを具体的にして送信 出力された画像は、顔と体のバランスも然り、ずんぐりむっくりした印象が解消されませんでした。またここで回数制限に到達。。1日ほど時間を置かないと次の指示をできなくなりました。 出力された画像は、顔と体のバランスも然り、ずんぐりむっくりした印象が解消されず、回数制限に到達 ちなみに有料プランとしてPlusプランに加入することで画像生成が可能な回数は増えるようですが、回数は「適度な制限あり」とされているようです。過剰に使うと一時的に制限されることがあるようです。価格も月額20ドルですので、日本円でおよそ3,000円程度でしょうか。それならプランにもよりますが、後述するPhotoshopも同等程度の金額もしくはより安い金額で使用することができます。Proプランに至っては200ドルですので、月額3万円近くになります。この機能だけを使用するとすれば、少し高い印象です。 プランにおける価格の違い 以上のように無料プランのChatGPTのみを使用して納得のいく画像を生成することはなかなか難しいです。プロンプトを極めることでもっと効率的な方法があるのかもしれませんが、いずれにせよ回数制限があることで、壁にぶつかります。 そこでここからは、首から上が納得のいく出来となった下記の画像を使用して、Photoshopでの作業を進めていきます。 首から上が納得のいく出来となった下記の画像を使用して、Photoshopでの作業を進める 2.Photoshopの生成塗りつぶし機能について では、Photoshopの「生成塗りつぶし」の機能を使用して、黒猫の首から下を人間にしていく作業をします。ちなみに私は25.12.0のバージョンを使用しています。ベータ版はV25.0(2023年7月)、正式版は2023年6月以降のアップデートから、生成塗りつぶし機能を利用できるようです。 それでは、Photoshopの「生成塗りつぶし」の具体的な方法について解説いたします。 ※下記のadobeのページから、Photoshopのプランについてご確認いただけます。 ①該当のデータをPhotoshopで開きます。 該当のデータをPhotoshopで開く ②なげなわツールを選択します。 なげなわツールを選択 ③首から下を囲います。 首から下を囲う ④下に表示される「生成塗りつぶし」のボタンを押します。 下に表示される「生成塗りつぶし」のボタンを押す ⑤出現するテキスト入力ボックスに「首から下を人間にしてください。」と入力して「生成」をクリックします。この機能はChatGPTの画像生成機能と同様に、AIを活用した画像編集機能で、選択した領域を自然に塗りつぶしたり、不要な要素を削除したり、新しいオブジェクトを追加したりすることができます。 出現するテキスト入力ボックスに「首から下を人間にしてください。」と入力して「生成」をクリックする ⑥すると3パターンの画像が生成されます。ChatGTPの画像生成がおよそ1分30秒〜2分程度かかるのに対して、こちらはおよそ10〜15秒ほどで生成されます。 3パターンの画像が生成される。パターン1 パターン2 パターン3 納得のいくパターンがなければ、何度でもトライできます。もう一度「生成」を押します。 納得のいくパターンがなければ、何度でもトライできるので、もう一度「生成」を押す。追加パターン1 追加パターン2 追加パターン3 ⑦ここでは仮に下記の画像を選定するとします。ただ、なげなわツールの選択範囲が小さかったこともあり、体の一部が欠けてしまっています。これも生成塗りつぶしの機能で生成できます。 なげなわツールの選択範囲が小さかったこともあり、体の一部が欠けてしまっているので、生成塗りつぶしの機能で生成する ⑧欠けてしまっている部分をなげなわツールで選択します。まずは左腕から選択し、テキスト入力ボックスには何も入力せずに生成を押します。 欠けてしまっている部分をなげなわツールで選択する。左腕から選択し、テキスト入力ボックスには何も入力せずに生成を押す ⑨左腕が生成されます。 左腕が生成される ⑩同じように右腕も生成します。 同じように右腕も生成する ⑪下の欠けている部分も生成します。 下の欠けている部分も生成する ⑫欠けている部分が全て生成されました。しかし生成に付随して余分な背景もできてしまったので、背景を削除する必要があります。 欠けている部分が全て生成されたが、生成に付随して余分な背景もできてしまったので、背景を削除する必要がある ⑬生成したレイヤーと元のレイヤーを全て選んで右クリックから「レイヤーを統合」を選択し、レイヤーを1つに統合します。 生成したレイヤーと元のレイヤーを全て選んで右クリックから「レイヤーを統合」を選択し、レイヤーを1つに統合する レイヤーが1つに統合される ⑭レイヤーを統合できたら、画像の下に表示されるタブから「背景を削除」を押します。 画像の下に表示されるタブから「背景を削除」を押す ※背景を消す方法に関しては下記のサイトでも解説しておりますので、是非ご覧ください。 Photoshopで背景を透明にする!背景透過PNGを作るために背景を消す方法! ⑮自動で背景が削除されますが、一部残ってしまいましたので、自力で削除します。 自動で背景が削除されるが、一部残ってしまったので、自力で削除する ⑯Command(Windowsの場合はCtrl)+option(Windowsの場合はAlt)+Rでマスクの調整機能を起動し、クイック選択ツールの「マイナスブラシ」を選択します。 Command(Windowsの場合はCtrl)+option(Windowsの場合はAlt)+Rでマスクの調整機能を起動し、クイック選択ツールの「マイナスブラシ」を選択する ⑰削除したい部分をなぞるようにして選択します。 削除したい部分をなぞるようにして選択する ⑱右側の属性パネルの下部のOKを押します。 右側の属性パネルの下部のOKを押す ⑲選択した背景が削除されます。 選択した背景が削除される 以上のプロセスを踏むことで、作品の素材となる、首より下が人間で、首より上が眼鏡とハットを身につけた黒猫を作ることができました。 以上のプロセスを踏むことで作品の素材が完成 ※その後、服のテイストを変えたくなり、最終的に素材としたのは下記の画像にしました笑 服のテイストを変えたくなり、最終的にこちらの素材を使用 ⑳制作した素材と下記のようなフリー素材の背景画像を合成します。 制作した素材とフリー素材の背景画像を合成する ㉑さらに右下に当方のブランドロゴを配置して完成です。 さらに右下に当方のブランドロゴを配置して完成 ちなみに完成した画像を使用して BGMとエフェクトを付けた動画も生成いたしましたので、是非ご覧ください。 最終的に画像はおよそ1時間程度、動画は+1時間程度で制作しております。 是非上記フローを参考にしてみてください。 3.まとめ 以上、ChatGPTの画像生成とPhotoshopの合わせ技で、回数制限を突破し、効率的に生成する方法について解説いたしました。 余談ですが、昨今、AIの発展によって「デザイナーの仕事がなくなる」といった意見も聞かれます。 しかし、むしろデザイナーが積極的にAIを使って、デザイナーとしての手腕や見識とAIの技術を組み合わせることでしか生み出せないものを作り、制作物の質を上げ、工数を削減し、自らのポジションを守ることに尽力すべきフェーズに来ているのではないかと思います。 デザイナーこそがAIを使いこなせる存在であることを示すべきです。デザインにおけるAI技術の進化は決して悲観すべきことではなく、むしろ歓迎すべきことです。 狙ったものをいかに効率的に作るかが、デザイナーには求められます。上記にも記載した通り、ChatGPTなどのAIを単に使うだけでは今のところ狙ったものを確実に短時間で作ることは難しいです。狙ったものというのは、社会的にはまだAIではなく、人の考えが先に立ち、プロジェクトが動くことが前提です。 時間的制約がある中では、ChatGPTでは有料プランに入ることを余儀なくされ、非デザイナーが使うツールとしては予算の捻出が難しいかと思います。(それならそもそもデザイナーに依頼する流れになるはずです。)ただし、これは非デザイナーを否定するものではありません。むしろAIを使いこなしデザイン制作を行えている方々には尊敬の念を抱いています。 デザイナーとしては、AIを否定するのではなく、自らの職を守るためにも、積極的にAIを使って、社会的にデザイナーの存在意義を証明していくべきと思います。 要するに「デザイナーがAIを使うとこんなにも素晴らしいものができる」、「デザイナーがAIを使うとこうも工数削減になる」ということを社会に示せればということです。 そんなことを思いながら、私もデザイナーとして積極的にAIツールを使用しようと思い、またこの記事を書きました。 今回ご紹介したChatGPTの画像生成の機能は、まだまだ課題が見られますが、革新的で素晴らしい技術です。今ある課題は、今回ご紹介した方法のようにPhotoshopなどのツールやデザイナーの手腕や見識で解決できることもあります。 AIとデザイナーが共存して、更なる良い社会の形成が促進されることを祈っています。